ripple

思いついたことをオチなく書き出すブログ

私が世界で1番幸せだと思って生きている。

ドラマ、ロングバケーションを見た、キムタクと山口智子の恋愛物語だ。テレビ放送は1996年。見たことはなかったけど、そりゃ月曜はOL消えるよなぁってくらいグイグイ引き込まれるドラマだった。

 

恋愛ものなんてケッみたいな自分も結局見入ってどうなるどうなる!っとなっているんだから、結局恋愛ものは楽しい。

それと同時にどうやって生きようかなぁ、というかこの先自分はどうなるんだ。みたいな漠然としているよな悩みが主人公2人を囲っていて。

 

キムタク演じる瀬名秀俊はピアノをずっと続けているものの、今の所プロとしてそれでやっていけるほどの功績が無くて、コンクールを受けるも落ちたりしてこの先どうしようかなぁと漠然と思い悩んでいる

瀬名の現状のパッとしていない感じは共感できる、同い年くらいの役 だし。(とはいえ、役を演じたキムタクはこの時23歳。この人間と俺、同い年なの…っと自分の生き方を振り返らざる終えなくなるわけだけど。)

 

そしてヒロイン山口智子の演じる葉山南は31歳。婚約当日に結婚資金と共にお婿さんには逃げられる。その上モデルの仕事も全然来ない。

現実にあれば結構悲惨な話。全然笑えないと思うけど、ここが流石、山口智子っていうか。強い女性っていうか、葉山南がサバサバであっけカランとしている性格のおかげで見てる側は不安なく見れる。この人なら大丈夫そうだよなぁみたいな。婚約者に「僕がいなくても向こう100万年くらいは君1人で大丈夫。」みたいな手紙をもらっていて、まぁわからなくはないって思うんだけど。でもね、このキャラだから、たまに見せる女性らしいところっていうかそういうところにキュンときちゃうよね。

 

とまぁ、主人公2人はそんな感じで結構追い詰められている。

でもそんなところで、瀬名くんがいうんだよね。

なにやってもうまくいかない時がある。

そんな時は神様がくれた休みだと思って、焦らず、頑張らないでゆっくりしたらいいって。

ロングバケーションなんだよって。

なんかこう包んでくれるようなことを言うよね、瀬名くんは。自分への救いの言葉でもあるんだろうけど。

星を見ては、自分は星を照らすための暗闇なのかなみたいなこと言ってみたりして。詩人みたいなこといいますよね。と松たか子演じるりょうこちゃんに多々突っ込まれているけど、鬱陶しくならならないのが流石キムタクなのだ。

その他、人って両思いになると素直になるんだね。安心すんだね。とか、1人で幸せになれない人が誰かと一緒にいて幸せなわけないとか。葉山南ちゃん側でも名言が飛び出してるわけだけど。

 

星みたいに輝いてる人も、自分1人で幸せだって思える人も中々いないからなぁ。刺さるセリフですねー。

星みたいに輝いて見える人も自分で輝いてるって思える人はまた少ないだろうし。

才能がないっていう所の話だったりだとか色んなことがね。集約されてるけどね、恋愛ドラマだからものすごく見やすい。暗くなりすぎないっていうかね。そのほかのメンバーもいい味出してるけどまぁ、この2人だよなぁ。話も散乱してないっていうか無駄にうろちょろ色んな人の話に触れたりしないで基本この2人なのが良かったよね。ちょびちょっびっと動いていく心を表現できるのがドラマのいいところだからさ。

トラウマ抱いてます、とか綺麗な素敵な展開だけをやるんじゃないところもまたグー。

でも、後半のピアノ弾くシーン。瀬名が南にどこにもいくなよってやるかなぁと思ったなぁ。次は本当に南に向けて。でも、そんなことやったら狙い過ぎだからな。やらなくて良いですね。でも期待してしまうあたりは共感してくれる人多そう。

 

あぁもうドラマの話してたら本題入る前に長くなっちゃたよ!!面白いとこういうことになる!

タイトルは山口智子さんのインタビュー記事とかから。夫の唐沢さんと、ご飯食べてる時がすごく幸せだそうです。

言い切れるかっこよさと可愛さね、、。