隣で人が殺されていても
最近国分寺は少し物騒だ。
火災が起きて、何台もの消防車が並んでいたり、40代の息子を殺したお父さん。
理由は「日常的に暴力を振るわれていた」
ということらしい。
物騒なんて書いたけど
まぁこれくらいのことはどこだってあるだろうと本当は思っている。
俺があるあるで実は考えられるだけ平和な悩みを抱えているうちに、
殺してやる!という衝動に駆られてしまう家族が近くにいたという事実。
好きなものを見てケラケラ笑っているうちに、
電源コードで首を巻かれ人が死んでいた。
まぁだからってどうするでもなくて、
俺は今日も好きな作品や深夜番組の録画を見てケラケラするのだ。
でもなんかなー。
こんなにたくさん群れをなして生きて繋がっているのに、うちにうちにあるこの感じ。
お父さん、清掃のアルバイトをしていたらしい
掃除してくれた所、歩いたり使ったりしたのかもしれない。
そう考えれば完全に別世界に住んでいたわけじゃなくて、すごく間近な人だ。
きっと国分寺駅も何度も使っていて、同じスーパーに行っていたかもね。
まぁそれだけを今思って、
またすぐ忘れたようにいつもの日々を過ごすのだ。