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思いついたことをオチなく書き出すブログ

映画は好きだけど黒澤明も小津安二郎一本も見終えたことない

 

映画をひたすら垂れ流していた時期があり、

ふと会話の中で映画の話題で盛り上がると

「映画詳しい人認定」されて(して?)しまうことがある。

 

それ自体は別にいいのだけど、

実際そういうこともないので、

〇〇くんは映画詳しいんだよねー

と、紹介されてしまうとなんだか気がひける。

 

映画には名だたる名作がある。

名作と言われる作品は結構古いものが多い。それに、ライト、というよりはしっかり観ないとなんだかよくわからなかったり、頭に入ってこないようなものも多い。

 

例えば黒澤明とか、小津安二郎なんかが

日本を代表する監督みたいな感じで聞くけれど

どちらの作品もちゃんと見終わったことがない。

黒澤明羅生門を見ようとした。

白黒でゆっくり始まって行くストーリー。

何度か見ようとしたけどその度に眠ってしまって全然見れない。

 

小津安二郎秋刀魚の味を見ようとした。

こちらも白黒、サザエさんのカツオみたいな子どもがおるな。と思ったのと、めっちゃこっち見てくるやん(これがまた有名な撮り方らしいが)と思ったくらいで寝てしまったのかなんなのか、見るのをやめてしまった

 

集中力のない俺は、見よう!と思って

見なければたぶんきっと見終わることができないような気がする。

 

でも、自分が見終わってない理由はいくつかある。

 1.カラーに慣れているから白黒では情報が少なく退屈してしまう(白黒だからこその魅力を今は感じれてない)

 

2.時代設定が古い(その時の現代でも)ので話が遠い向こうのことのようで入り込めない。SFとかじゃなくてそれだとたぶん疲れる。

 

などなどである。

 

しかしまぁ1番の理由は、

やっぱり雑に見てるってことで。

 

古い作品は午前10時の映画祭などで、

上映されることはあれど、

好きな作品や昔から見たかった!とかいう作品でなければ、他の新作を押し切って見ることがほぼない。

 

となれば大体家で見る。

それも、見たい!というよりは

名作だから見ておくか…という雑な気持ちで…

となると、ついついスマホだったり、部屋を片付けたりなど

ながらで見てしまうのだ…。

そうなると、面白さって半減してしまって

入り込めないし、話わからないしみたいな感じでもう最悪である。(家だと巻き戻せるから更にね…

 

宮崎駿がおんなじ映画何回も見るんじゃなくてさ、一回で。俺はそういう意気込みで見てたよん。的なことを言っていたような気がするが、まぁ、確かに。ながらで雑に何回も見返した映画より、そういう風に見た方がしっかり見れる気がする。

 

やっぱり映画は映画館で見るのが1番なんだろうね。

 

名作には名作と言われるだけのものがやっぱりあると思うので、ちゃんと見たいなと思って

年ばかり重ねているのである。