ripple

思いついたことをオチなく書き出すブログ

初恋の話

 

今付き合ってる人が初恋だ!という恥ずかしくなる発想は流石にもうないので、書く。

小学5年生の時の隣の席になったインリンオブジョイ的な顔の同級生や、クラスの男子全員の股間を触るみたいな女子に振り回されながらも中学生時代に俺は初恋を迎えた。

 

どこにいても最終的にはやられキャラとかいう悲しきキャラクターになってしまう俺は、

その時も明るい女子、まる子と憎まれ口を叩き合うような関係にいた。

そして当然まる子がいればたまちゃんがいる。

メガネをかけたその女子はMさんと言った。

Mさんはまる子と俺のやりとりを笑って見ている感じの子だった。

仲良くなった手口は忘れたものの、

その子が好きだと言った銀魂やリボーンは買い集めた。同じグループに寄った。

運動会か何かの打ち上げで隣同士座った。

俺はカッコつけて四隅でCD(持ち運べるやつあったでしょ)を聞いていた気がする。

その子は俺の隣で漫画を読む、膝が少しくっついていたから俺ドキドキした。

2年になっても、同じクラスだった。俺は好きだなぁ好きだなぁと毎日を送っていた(多分誇張)

そしてある昼休みに話は進む。

話を聞けば、その女の子は同じグループの男の子が好きだったようだ。

俺は学ランを被り寝たふりをして少し泣いた。

その同級生は近くの家に住んでいるので昔から知っていた。仲良くはなかったけど、昔から知っていたというだけで、なにかモヤモヤとするものがあった。そして、普通に失恋したのだ。

そのうちにその2人は付き合い始め、キスをしたとかしてないだとかそんな話が進む。

最初はわざと冷たい態度をとるとか気づいてくれよアピールをする俺だったが、そんなことより仲良い方がいいだろと感じて普通に友達として仲良くする日々が続く。

そんな風に進み3年になる。

 

ちなみにその子は腐女子で、養護教諭になりたい、放送部女子かつ弓道部だったな、覚えてるごとにびっくりだな、そしてちょっと気持ち悪いな。

 

そして気持ち悪いといえば、その頃から恋愛に関しては?なかなかのこじらせ具合を発揮していた。原因はわからんが一途主義なもののドラマか何かの影響だろう(それも重めの)

 

いつのまにかその2人は別れて、好きと言うぞと思っている間に冬が来る。

 

通っていた塾では男子2、女子1で恋話に花を咲かせた。秘密主義だった俺が心を開いた唯一の場所で、誰にも言わないと言う約束でMさんのことを話した。

 

結局3年間、Mさんと仲良くしていたこともあり

かなりのレベルで仲良くなっていた。秘密の内容が悲しいが親友だと思っていた子が実は苦手なんだとこっそり話してくれた。( もっと明るい秘密が良かったけど、明るい秘密なんかないのかも。

そして卒業式の日

俺はどうしても好きだと言いたかった。

直接好きだと言いたかった。

しかしそれは周りに友達が居たりして

どうしても無理なことだった。

 

そして不本意ながらもメールで思いを伝えることになった俺。

その時はPCメールのでバリバリ家族のいるリビングからこっそりメールした。

 

好きだと送った。

 

ライク?ラブ?

ときた。

 

この返答はどうなんだと我に返りながらも返信。

 

ごめん、ライクじゃなくて、ラブなんだ。

(ここ笑うポイントな

 

わかった。それでどうしたいの?

 

ひぇーと思ったね、この人は俺に気がない。

なさ過ぎてPCの前で冷や汗をかいた。

 

そのあと、俺は好きだからMさんは俺のことをどう思ってるの?と聞いた気がする。

まぁ当然返答は望んでいたものじゃないけど。

 

俺はめっちゃ好きだと言って、Mさんがいなきゃ死んでたわとか、送ってしまうわけですね。

 

最終的には友達は続けて欲しいと言われ、押し負ける。そして、振られた話を塾の2人にした。その話は漏れた。

話してないはずのやつからメールが来る。

話したのは男の方だった、

「もう振られたからいいやん」と言う到底理解出来ない理屈だった。

その時の俺は恋愛をネタにできる人間ではなかったらしい。

そのことがトラウマなり、真面目な話や心を開いて男と話せなくなった。

流石に今は大丈夫だけど、男は口が軽いのだなと大きな主語でとらえることになった。

 

その後Mさんとは連絡を少しとるものの、好きだわ、好きだわだと言うのが続きアドレスを変更して変更メールをその人には送らないというのをやった。(この手法ってウジウジ感が際立つと思う。)

 

 

これがなかなか気持ち悪い初恋、

やはり現在形が初恋でもいいような。

そんな気持ちになる話だ。