卵かけご飯からの思い出の連鎖
卵かけご飯もいろいろある。
最初は醤油だった。小さいとき、1番好きな食べ物は何?と聞かれて卵かけご飯と答えたら
母は泣いたらしい。
家族の料理を一生懸命つくって、それを言われた、まぁ凹むかもしれない(ちょうどナイーブな時期だったろうし)
そのあと、天かすとめんつゆ、小エビ?、刻みネギみたいなメニューが出てきた。
醤油だけだった卵かけご飯に第2の選択肢が生まれた。
そしてこれがすごく美味しかったのだ、
そして最近
焼いた塩にごま油というのを見た。
これはどうかな、まだわからない。
心配性の母は電子レンジで卵を少しあっためていたな。とかそんなことばかり思う。
ごめんなさいお母さん、だいぶ親不孝だと思います。
自分はもう歳をとった24歳。
寂しいし不安だよ、大人になってなくて。
卵かけご飯は今も変わらず好きなのになぁ。
嫌いだったものは食べられるようになった。
そして世界を嫌いになったり、少し好きになったり、繰り返している。
今は少し好きでどうにかなるのではと思っている。
親孝行できるかなぁ。
なんとなく今度帰ったら親子丼でも作ろう。
響きだけで今の思いつきだけど、
火を通した卵、そしてその名前。
なんだが意味のあることのように思ってしまった。変に悟られずさっと出したい。
そういえば心配性過ぎて台所にも立たせてもらえなかった。
だから妹と2人で留守番になったときは
外に食べに行った。
なんでだがモスバーガーに行ったのだ。
あれ、何歳かな。
自転車に乗る妹と2人で。
あいつの乗る姿がやけに心配だった。
思い出の連鎖は止まらぬ。
今を生きねばダメだよなぁ〜。
寝ます、寝ますから。