東京怖い。その逆を
東京は怖いという決まり文句は耳タコほど聞いてきた。東京で言うと半分ネタだけど、
地方では本気で言っている人もいる。
「あそこは子どもを育てる場所ではない」と、高校の卒業式でPTAの会長が言ったのを聞いて、誰1人としてその発言に突っ込まなかったし、その後に誰もそのことに触れもしなかった。
東京に来て、実際に「怖い」と言えるような思いは少ししてきた。
訛りの取れてない上京したての自分は丸め込めそうだと思われていたみたいだ。
今でもカフェに入れば、胡散臭いビジネスの説明してる人がたまにいる、そしてそれが珍しくない。それもトーキョー。
けれど、地元に帰っていく友人もいる中で、
なんだかんだ自分が東京に住み続けているのはきっと悪いだけじゃないからだ。
来たてほど、あそこにあそこに!と
観光地に行かなくはなったけど、
だからこそ改めて住む場所として東京を見れるようになった気がする。
東京の好きなところ。
・人が過干渉過ぎない
・プライベートでの人間関係を流動的にも出来るので気楽
・コミニュティーがたくさんあるので、趣味が合う人がいない!になりにくい
・何かしらのイベントに軽い気持ちでいける
・一駅隣というだけでも雰囲気が違ったりして楽しい
・都心が苦手でも郊外にすぐいける
・公共交通機関マジ便利
・物価が高いと思ってたけど場所による(家賃は確かに高いけど)
東京は全然人を育てられる場所だ。
圧倒的に子どもの数だって多いだろうし、
ニュース番組で色んなことが取り上げられるけど、それも一部の人ことで住んでる人
全員の総意じゃない。
田舎の良さだってあるけど、
東京は怖いだけじゃない。
というか、その怖さ自体もある程度自分で避けられたりもする。
東京怖い論、その逆を楽しみたい。