初見ちゅーぼー殺しの遊園地

修学旅行に行ったのは小学生の時が最初だ、

行き先は熊本だった。

牧場で牛の糞を見せられたりしたが、

何故だか昼ごはんはカレーだった。

郷土料理食わせてくれや。

それから映画「オズランド」のロケ地

辿れば西部警察にも出たことがあるという

なんと歴史を感じるぞ。

この遊園地、絶叫系が有名で、

NIO、風神雷神(大阪で同じ遊具が事故って今は名前違うらしい)

がその中で2大巨頭として君臨していた。

「立ったまま」、「宙吊り」など普通のジェットコースターでも恐れおののくのに乗れるはずもない。

それじゃ、怖いのをみてやるかと意気揚々と

4Dギミックシアター「零」

に向かった我々。

PS2で人気を博したホラーゲーム「零」の映像を見るというものだが、4Dという名前ふさわしく然るべきタイミングで椅子がガクン！！となったり、ミストが吹き出してきたりするという「ちょっくら見てみよう～」とかいう軽い気持ちで覗きにきた軟弱ものを恐怖の底に叩き落す遊具である。

上記の通りに俺は軟弱ものだった為に

もはや後半は画面を見らずに耳を塞いでいた。友達に見られていなかったのが救いである。あるいは知っていたけど、同じ気持ちだったのかもしれない。

なぜならそのあと僕らは誰1人の反対意見もなく、パターゴルフや、射的ができる

遊園地だよね？と言われるような遊具に

１時間以上は費やしたからだ。

ホラー系のアトラクションはあともう１つあって、それは遊園地内でも上の方にある塔。

そこにあるおばけ屋敷である。

しかしここは曰く付き、

本当か嘘か本物の幽霊が出るらしいという話だった。

…行けるわけない。

僕たちはそのあと、鏡がたくさんるところや、めっちゃ寒い「アイスワールド」みたいなほのぼのしたアトラクションで時を過ごし、最終的には厨二感溢れるよくわからない剣のストラップを買って帰った。

そんなもんだよな小学生の修学旅行。

すげー思い出あるやつ敵だからな！あっ！！？(突然の威圧

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