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思いついたことをオチなく書き出すブログ

バレンタインデーの思い出

イベント事というのは、自分に縁があろうと無かろうとやってくる。

そしておそらく今年も縁のないバレンタインも目前だ。

昔から、バレンタインにチョコを探す、

欲しがる男子はテンプレ化されてきたけど

みんなが最初からそうだったり、そわついてるわけじゃない。

自分がバレンタインにソワついてたの、中学生の頃に一度もらってからだ。確か好きな女の子にもらった。義理チョコだったけど。

 

高校の時、また別の好きな子がいた。

実家の離れた寮生で、スポーツの得意な女の子。笑顔がバカリズムに似ているなと思ったのが第一印象。

仲良く話す関係ではあったけれど、貰えるかどうかは全くの別問題だ。

 

でもその時のバレンタインのソワソワは前日に消える。その子と同じ寮で、俺がバカリさんのことを好きだと知っていた友達の女の子、ハスキーボイスさんから、

「バカリちゃん、君と昔からの友達にだけお菓子を作ってるよ」

と、連絡があった。そんなネタバレすな!w

っと思ったけど、普通に嬉しかった。

君の分がその人より少し多めみたいだよ。

と、付け加えて教えてくれた。

なんだよ、そりゃ嬉しい。

ほんとに舞い上がって、

「やったー!!今年のバレンタインはこれで満足だわ、もう他の人からなんていらない!!」

とか送った。

 

次の日、予告通りにバカリさんからおかしを貰えた。

手作りのそれは何故か少ししょっぱかったけど、それも何か嬉しくて可愛く思えた。

やったぜと思い、

自分の席でぼーっとその日を過ごしていたら、

ハスキーボイスさんが、電光石火ようにやってきて、

「ハイ、これ!!」

と机に何か置いた。

え?っと、話しかけようとした時にはもう背を向けてどこかに歩いて行ってしまった。

珍しく話もしないで、去っていったと思ったら、机の上にはチョコが置いてあった。

結構嬉しかった。

 

でもって、それからの高校生活は少しチョコを期待していたが、年々減っていた。

3年の時は受験で「それどころじゃないよ!」

と女の子達が言っていたのが寂しく思われた。

 

なんだ

めっちゃ好きやったやん、バレンタイン。

そしてめっちゃ思い返せるやん。

 

ちなみにその数年後にバカリさんに告白するわけだが見事に振られた。