せっけんの香りのクラスメイト
香水のような香りよりも
せっけんやシャンプーの香りが好きだった。
高校生くらいの時、奈良出身の女の子がクラスにいて、その子はいつも石鹸の匂いがする子。
それは俺だけじゃなく、ほかの男子たちにも話題だったような気がする。
残念ながら変態的な手法を使って匂いを嗅いだみたいなことはない。
別段仲良くも無く、たまに近くを通ったり、
近くの席になった時にその香りと緩めの関西弁で朗らかな気持ちになっただけ(より変態感
近くの席になった時、
ふとしたきっかけで凄く盛り上がって話したことがあった。でも、それを良く思わなかったのか、その子と仲良しの女の子が割って入ってきて盛り上がりはそれきりだった。
卒業アルバムをパラパラ見ていたら
その子が徒競走で鬼の形相だったのが懐かしい。それがその子に関する最後の記憶。