少しの救い
すごくすごく久しぶりに小説を読み終えた。
こんな物語をどういう脳みそで書いているんだろう。すごい。
小説には当たり前だけど、映画とは違った面白さがある。面白いとかつまらないとかそういう表現がしにくい気がして。
たまたま、好きなタイプの小説しか読んでいなかったのだろうか。
読み終わったのは西加奈子さんの
「漁港の肉子ちゃん」
丸々太ってピュアピュアな38歳、肉子ちゃん
そしてその子、小学生のきくこちゃん。
そして、個性豊かなキャラクターたちが
この物語に溶け込んで1つの世界を作るのだ。
作品についてちゃんとしレビューしたことないよな、どれほどかけるんだろう。
少しだけ自分を受け入れられるし、好きになれるし、素直になれるようなそういう作品だった。
今の自分を少し救ってくれた。
この本のことはずっと覚えていよう。