秒速5センチメールの独白のような語り口
ブログ書いてますっていうのは気恥ずかしいところもあって、同級生とかにはもちろん伝えてない。でも、ダイレクトな反応はすこし知りたい。そういう訳でめちゃくちゃ気を許してる1人の友達にだけブログやってるよと知らせた。
それから、「さっきブログ書いたよ」などというと、たまに読んでくれている。
その時、 別にいいんだけど、いいんだけどといいつつ、書いたものに感想が欲しくなる。
だって、「読んだよ。」しか言ってくれないのだ。めっちゃつまんないとかいう酷評でもいいんだ!感想が欲しい!
というわけで 思い切って感想を聞いてみた。
……
さて問題です。
友達がこのブログを見た感想はどれ!!
a.普通のこと書いてるだけで中身がない。
b.中身がないから読みやすい。
c.いつも話してることを書いてるだけで自分にとって新しい情報がない。
d.文章の書き方がめっちゃ「ぶってる」。
正解は!!!
a!b!c!d!
全部!!!!
言ってくれたな友達!
なんら否定できないのがまた悲しいところだこのやろー!ぶってるというので、ぶってる風に音読してやったらめっちゃ爆笑してた
この野郎…
そうだよ…チョット昔の話とか書くときノスタルジーに浸ってるよ
お陰で前書いた記事読み返すことはまぁないよ!ひと記事書くごとに黒歴史が生成されているのだ…。
未来、 もちろんこのブログを書いていることは新しく彼女が出来たとしても報告はできない。
そして子どもが出来、孫ができる。
そんな普通の幸せと言われる波瀾万丈の人生を歩む横で俺はせっせとブログ書く。
そこには自分の思いが多々吐露されていることだろう。そして遂に人生の終わりを悟る時がくる、その時もせっせとブログを書いている俺。
死ぬ頃には多分頭で思い浮かべただけで記事が書けるようになっているのだ。(未来ってスゲー)
そしてベットの上で家族に看取られる。このブログのことは墓場まで持っていくんだ…。そう覚悟を決めた時、意気揚々友達が入ってくる。
そしてニヤニヤしながら俺の最期ぶったブログ記事を読み上げるのだ。その文体はまるで秒速5センチメートルの主人公のような語り口。
家族がそれを聞いてなんとも言えない目で俺を見る、そんな中恥ずかしさで震えた俺…憤死。
なんだこれは!!終わりだこのヤロー!
明日は5時起きなんだ寝坊が怖いよバカやろー!
早く寝るぞこのやろー!