若さ
若さというのはズルい。
それだけで、かなり依怙贔屓してもらえてると最近すごく感じている。
この頃は一回りどころかふた回り以上離れた方と話す場面が度々あって、その度にそう感じるのだから、あぁほんとに今は恩恵受けまくりなんだと思う。
未熟であってもそれを許容されているなと感じるのだ。きっちりしていなくて、実績がなくても愛想のいいような笑顔で、ニコニコとしていれば許してもらえるような空気。
まだまだこれからだと、優しく見守っている雰囲気。
可愛いだとか素直で良いだとか若いだけで恩恵を受けられるその二言。何度も聞いて来た。
そんなわけないよ、全然性格悪いよ。といくら思っても、も表面上はいい子をしていれば問題になることは少ない。
きっとこの若い時の感覚でずっと進んでしまうと、急に世界が冷たくなったような気がしてしまうんだろうな。
実際のところあんまり年齢は関係ないのだと、個人的には思っている。記憶力でさえ、年齢の影響がないことが科学的に証明されていた。
あと性格的な問題。年齢を重ねれば変わらなくなると思っているから、変わらないんだろうと思う。未来もいつ死ぬかなんてわからないのだから、老い先長い短いも大したことはない。
人や場面によれば俺はもう若くて無いんだろう。幼少期から育って来て、夢見ることが可能なものは段々と減っていく。
こうしている間も減っている。
個人的な思いは合致しないことが多い。
若さって思ってる以上に大きいことなんだろう。
年齢にアドバンテージがあるというのなら、大いに利用してやらねば。いくつになっても。
歳を重ねた時は、若く無いというアドバンテージ、使っていたいね。