生命力
今比較的まだ若いと言ってもらえる年齢らしい。相対的だとかっていうのはさておくとして。
じゃあ、実際のところいま、自分が若さを駆け抜けられているのかというとそんなことない。
あまり活発じゃないし。行き先不明でフラフラだ。
今もだが、子どものときは本当に服を買わなかった。最終的に大人になって一生着続ける服ならまだしも、子どもの時代の限られた時間だけのために買う服は無駄に思えた。
というのもこの時は人生を一本の線だと考えていたからだと思う。過程はともかく大人になった時、自分が出来上がった時に楽しめればいいという考えだ。
でも実際はそうじゃない、大人になるっていうとても難しいことだった。
年齢を重ねれば大人になると漠然と思っていた。しかしそれは、「周りからはそう思われるんだよ。」というだけの話で自分を大人にしてくれるわけではなかった。
子ども時に思っていた大人という名のゴールは、生きていればもらえる称号じゃなかったのだ。(最近ちょっと大人になった気がすると冗談交じりで言ったら、それは周りが決めることだと真顔で言われた時はグハッってなった…。)
そうなのだ、大人はゴールじゃなかった。
むしろ年齢的にいえば子ども時代より長いはずなのだ。
子どもも、大人も、言葉にすればひとくくりだけど大人は段階的に分けられる。
子どもの時より、夢見ることに日に日に制限が多くなっていくのだ。
子どもの時みたいに今をないがしろにして先だけ見るのはやめないと。
今を楽しんでこそ、今を生きてこそだ。
どうなるんだろうと不安な日々は辛いと思うこともある。でもどんな立場になっても考えることはやめたらだめなんだよね。
例え決意した道に行ったとしても本当に自分はこれでいいのかっていう問いかけを常に自分に投げかけて。その時々を考えないようにしてじゃなく、楽しく生きていたい。
今の自分に足りないのは生命力。
もっと考えて実際にやらないと!
生命力を湧かせるのに即効性のあるものは…
肉。肉買ってこよ。